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Thecus Top Tower N8850用 ファームウェア(v2.06.02.10) (17.07.06更新)
≪Thecus Top Tower N8850用≫

今回のファームウェア・アップデートによる変更内容は以下のとおりです。

変更内容

(v2.05.06→v2.06.02.10)

  • Samba脆弱性(CVE-2017-7494)を解決しました。
  • UPSと接続中のUSB通信が切断された場合、5分ごとのエラーログと同時にビープ音が鳴るよう修正しました。
  • AFPクライアントからのAFP接続において、ACL「アクセス拒否」に設定された共有フォルダが選択リストに表示される問題を修正しました。
  • Apple社のユーティリティソフト「TimeMachine」設定時にエラーが発生する問題を修正しました。
    ※macOS Sierraにおいては、「TimeMachine」の仕様がSMBに変更されたため、修正後においてもエラーが発生します。
  • ユーザーアクセスログにおいて、ログの合計量(行)が一定数を超えてエクスポートされる際に、各サービスごとのcsv・ファイルもエクスポートされるよう修正しました。
  • スナップショットを一括削除できるボタンを追加しました。
  • ユーザークォータの設定画面幅を改善しました。
  • バックアップ設定のログ確認ウィンドウにおいて、ログが選択できないことがある問題を修正しました。
  • バックアップ設定において、ログの量が多い場合、ログ確認ウィンドウに何も表示されない問題を修正しました。
  • 一部の日本語表示を修正しました。

その他、管理画面メニューにおいて下記の機能が追加・削除されました。
※追加機能については、注意事項を付記しておりますので、下記の「*」をご参考ください。

  • Thecus社へのオンライン登録メニューが削除されました。
  • USB Copyメニューが削除されました。(前面ボタンによるUSB Copy機能は従来通りご利用いただけます。)
  • AFPサービスのバージョンがv.3.1.8になりました。
    • *バージョンアップによってAppleTalk機能が廃止されました。AFPサービス>Appletalk「ゾーン名」の入力項目は残っていますが利用できません。OS 9への接続については、Appleメニュー>セレクタ>AppleShareを選択>「サーバーのIPアドレス」ボタンを押してIPアドレス入力すれば、マウントおよび読み書きできることを確認済みです。マウントアイコンは変更されます。
    • *管理方式が変わったため、一部の不可視ファイルが利用されなくなります。
    • *その他、バージョン変更による動作の違いがあります。
  • システム情報>システムログ マネジメントにLogrotate機能が追加されました。本機能は、Syslogファイルの容量が膨大化しないように一定間隔で別ファイルへエクスポートして、元のSyslogの内容を消去する機能です。
  • システム管理>通知設定にTLSサーバー認証証明書が追加されました。
  • SNMP機能にv3が追加されました。
  • システムネットワーク>ネットワーキングにVLAN機能が追加されました。
  • ストレージ>ディスク情報に「RDX Mode」(メディアのみを取り出す機能)が追加されました。
    • *弊社においてRDX各機種との互換性確認は行っておりません。
  • ストレージ>SSD Casheが追加されました。ドライブベイの一部にSSDを取り付けてRAIDを構成すると、HDDが取り付けられたベイのアクセス速度が高速化します。ただし、取り付けたSSDの台数分、RAID構成に組み込めるHDD数および容量が減少します。
    • *弊社出荷時の内容からSSDにハードウェアを変更した場合、サポートの対象外となります。
    • *弊社においてSSD各機種との互換性確認は行っておりません。
  • ストレージ>ディスクのクローンとクリアが追加されました。
    • *お客様の誤った操作により、クリアでディスクのデータを消去されたりクローンで上書きされた場合、データの内容は保証いたしかねます。
  • ストレージ>システムフェイルオーバーが追加されました。
    • *スタンバイ機がアクティブ機のバーチャルIPへ正常に変更されません。次回ファームウェアにおいて修正予定です。
  • ネットワークサービス>Samba/CIFSにSMB Protocol Level設定が追加されました。
    • *古いWindowsクライアントPCに対応するためSMBのMin(最小レベル)の値を下げると、本製品のセキュリティレベルが下がります。クライアントPCのセキュリティ状況をご確認の上、お客様の自己責任で設定してください。
    • *セキュアなローカルネットワーク内でWindowsXPをお使いの場合のみ、SMB Protocol Levelを「NT1」もしくは「LANAMAN1、2」に変更してください。
  • ネットワークサービス>Samba/CIFSに「veto files記入欄」が追加されました。一時的に隠すファイルを変更できます。
  • ネットワークサービス>VPN Serverが追加されました。
    • *VPN Serverとしての動作は拠点間のスイッチや環境等に影響されますので、機能しない場合があります。
  • バックアップ>RAID Roamingが追加されました。別のThecusNAS(機種限定)でRAID構築されたHDDを本製品のドライブベイに取り付けて、RAIDボリュームとしてマウントできます。マウントしたボリュームのデータを外付けHDDもしくは別のRAIDボリューム(余っているドライブベイで作成されたRAIDボリューム)へバックアップする機能です。旧製品のデータ引き継ぎにお使いいただけます。
    • *他のNASのディスクと入れ替える作業が発生し、データ消失のリスクが伴うため、お客様の自己責任でお使いください。

上記の追加機能の説明ついては、Thecus社のマニュアルもしくはFAQが更新され次第、弊社マニュアルダウンロードのページにおいてご案内致します。

(v2.04.05b→v2.05.06)

  • シェル「bash」の問題を修正しました。

ご注意

このファームウェアは、当社製ファームウェアの提供を目的に配布されるものです。ご使用にあたっては、あらかじめ下記の「使用許諾契約書」をお読みください。本ソフトウェアをダウンロードされることで、お客様は本使用許諾契約書にご同意いただいたものとします。

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    本ソフトウェアの著作権は、全てThecus社(以下当社という)が保有しています。本使用許諾契約(以下本契約という)によって当社がお客様に許諾するのは、本契約に沿った「使用権」であり、著作権など無体財産権を移転するものではありません。
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ダウンロード

本ソフトウェアをダウンロードされることで、お客さまは本使用許諾契約書にご同意いただいたものとします。 また、注意事項等を記載した書類が添付してある場合は、必ずご確認ください。

Thecus Top Tower N8850用 ファームウェア(v2.06.02.10) > Download(188.6MB)

※インストール手順については、添付のマニュアルをご確認ください。

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