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スタッフコラム

ヤノ販売スタッフがストレージやデータ運用の「なぜ?」「なに?」について解説します。

第3回:N-RAID 5800MシリーズでのMac OS9の動作について

新製品のN-RAID 5800Mシリーズが発表されました。
ヤノのNASを使っていただいている方ならとても気になるであろう、「Mac OS9での動作について」のレポートを最速でお届けします。

■ 動作するの?

発売開始時のファームウェアではMac OS9.2.2で共有フォルダーをマウントすることを確認しました。

もちろん日本語の文字化けもなく、ファイルコピーのスピードも軽快です。

Classic環境でも問題なくアクセス出来ました!

web管理画面へのアクセスは従来機種と同様に正常に表示されませんので、別途対応OSからアクセスで設定を行ってください。

また、AppleTalk経由でコンピュータ名での接続は失敗しますので、[セレクタ] - [サーバのIPアドレス] からIPアドレスを手入力して接続してください。

■ なぜ対応OSに挙っていないの?

従来機種(N-RAID 5500Kシリーズ)ではMac OS9が対応OSにリストアップされていましたが、N-RAID 5800Mシリーズでは対応OSにリストアップされていません。

ヤノ販売では製品販売終了後のサポート期間を5年間に設定しています。そしてリリースする商品は販売期間+5年間の長期間をサポートすることになります。販売開始後は新OSへの対応を始め様々な機能追加やサポート対応が必要となっていきます。

しかしながら、その長期間Mac OS9への対応を行うのは、評価用機材の確保だけでなく、将来起こりうる様々な対応やサポートを行うことが出来るのかが不透明な状況です。

そのためN-RAID 5800MシリーズではMac OS9を対応OSから除外しました。

対応OSとしては外しますが、ファームウェアの更新ごとに都度技術スタッフが検証を行い、その検証結果につきましては公開していきたいと思います。

(2015.4.20/中野)