耐衝撃性の強化と、放熱を両立するために

従来の2.5インチ外付けハードディスクでは、使用時に発生するドライブの熱を筐体に逃がし、空気中に放熱するという方法がとられていた為、ドライブと筐体が接しているのが一般的でした。

しかし、ドライブと筐体が直に接触した状態は、耐衝撃性においてはあまり好ましくありません。 そこで、Mobilshuttle Duoにはドライブと筐体底面の間に衝撃吸収材を入れることで、耐衝撃性を強化するとともに、熱を効率的に逃がすゲル状の放熱専用シートをドライブと筐体上部の間に入れる事で、35℃の環境下でもドライブ表面を41℃程度に保つことが可能になり、放熱性、耐衝撃性ともに強化することができました。

衝撃対策の効果について

耐衝撃性のテストは、持ち運び時や机の上から落下した場合を想定し、70センチ前後の高さから自然落下した時にドライブにかかる衝撃を想定し、実験と計測を行っています。 また、衝撃吸収剤のアブソーバはその素材によって劣化の速度に差がある為、様々な素材のものを試した結果、現在のものを採用するに至りました。

三種類のインターフェイス、その理由

MacユーザやハイエンドユーザにはFire Wire800/400の高速インターフェイスは不可欠です。さらに、Windowsでの汎用性も考えるとUSB2.0も外せません。

インターフェイスを増やす事は、それだけコストもかかりますし、評価テストの量も増えます。しかし、様々な使用環境に配慮し、多くの方に快適に使っていただく事を考えた結果、Fire Wire 800/400、USB2.0の三種類のインターフェイスを採用する事に決めました。

こんなお客様にオススメしたい

Fire Wire 800をメインで使用されるMacユーザの方、特に大容量のデータを扱われる方はぜひ、お使いいただきその速さを実感してください。Macのバックアップ機能「Timemachine」においても、毎回1分程度でバックアップが可能なのでストレスなくご利用できると思います。

インターフェイスも三種類から選べるので、相手がもしUSB2.0環境しか持っていなくてもデータの共有、交換が可能ですので幅広くご使用していただければと思います。

“ポータブル”だから持ち運び時の事も考慮した付属のバッグ

“持ち運び”を想定したハードディスクですので、持ち運び時に傷が付いたりしないよう保護の意味も込めて専用のバックを付属しました。長く、大切に使っていただければ幸いです。