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N-RAID(4000Zシリーズ)用ファームウェア・アップデータ 1.1H(05.03.26 更新)

下記をよくご確認のうえ、ファームウェア・アップデートを行ってください。

注意事項

  1. N-RAID内のデータバックアップを行ってから、ファームアップ作業を行ってください。
  2. 接続しているクライアントはすべて接続を解除してから、ファームアップ作業を行ってください。
  3. ご使用の環境やブラウザにより、表示内容が若干変わることがあります。

手順

>こちらのページの手順に沿って、ファームアップを行ってください
(ファームアップの所用時間は約15分です。)

変更内容

(1.1F→1.1H)

<全般>

  1. ネットワーク内に重複したIPアドレスが存在するときの処理を改善しました。
  2. ハードディスクにECCエラーが発生したときに正しく修復できないことがある問題を修正しました。
  3. N-RAID本体の不揮発メモリを初期化する時に、設定情報をハードディスクに書き込まれた情報から常に復旧するよう修正されました。
  4. ハードディスクから特定のエラーに対して正しく処理できない問題を修正しました。

<Macintosh>

  1. Sherlockからの検索処理を改善し速度を改善しました。
  2. Mac OS Xクライアントからの検索を行った時に、取得したパスが読み込みできないエラーが発生する問題を修正しました。
  3. MacOS9で作成したドイツ語のファイル名/ディレクトリ名がWindowsから正しく表示できない問題を修正しました。

<Windows>

  1. 中国語文字列を持ったWINRAR圧縮ファイルを取り扱えない問題を修正しました。
  2. フランス語/ドイツ語のファイル名/ディレクトリ名に特殊キャラクタを使用した時に生じる問題を改善しました。

(1.1D→1.1F)

<全般>

  1. 時刻設定時に参照するNTPサーバの設定を、リストからの選択に加えてIPアドレスやホスト名でも指定できるようにしました。
  2. 設定画面での不適切な日本語文字列を修正しました。
  3. ハードディスクのシステム管理部分の予約領域を縮小し記憶領域の利用効率を高めました。(初期設定時のみ) 共有名に使用する文字列が英字の大文字と小文字を区別するよう修正しました。
  4. 複数のクライアントから同時にGUI設定を行うことを禁止しました。

<Macintosh>

  1. N-RAID内部の管理領域にある拡張マップの構造が、破壊されてしまう可能性がある問題を修正しました。

<Windows>

  1. Windows2000より拡張子".grs"の付いたファイルがコピーできない問題を修正しました。
  2. ファイルやフォルダーの書き込み権限を持っているユーザが、そのファイルのアクセス権を変更することが出来るよう変更しました。
  3. PDCから取得したユーザー/グループ情報を、PDCとの接続が切れても保持するよう修正しました。
  4. セキュリティをドメインレベルに設定した時に、誤ったドメイン名でも設定が完了してしまう不具合を修正しました。

(1.1B→1.1D)

<全般>

  1. ドメインユーザーのGUIログインとパスワード変更に対応しました。
  2. RAID装置の監視機能を強化しました。
  3. ディスクドライブに不良セクタが発生した時に、予備セクタと自動的に代替えする機能を追加しました。N-RAIDは代替えした不良セクタが384ブロックを超えるとブザ−による警告を行います。
  4. パーティションマップを持たないディスクドライブが使用できない不具合を改善しました。
  5. 2人以上のユーザーが同時にGUI設定を行った時に、設定が出来ない問題を改善しました。
  6. メール通知のSMTPが RFC2821 に準拠しました。

<Macintosh>

  1. Mac OS Xをクライアントとして使用した時、他のユーザーによって作成されたフォルダーへの書込みが出来ない問題を改善しました。
  2. UTF8を使った検索の不具合を改善しました。
  3. Mac OS 9以前で、不正な文字コードを使ったファイル名のコピーが停止する不具合を改善しました。
  4. Mac OS 9以前で、起動時に複数の共有ボリュームの自動マウントに失敗する不具合を改善しました。
  5. ファイル/フォルダー名によっては、大きなサイズのファイルやフォルダーをコピー出来ない不具合を改善しました。
  6. Mac OS X 10.3.xにおいて、Wordで作成したファイルのセーブが出来ない問題を改善しました。

<Windows>

  1. ドメインレベルでの共有において、プライマリドメインコントローラ(PDC)との間でグループ情報が同期出来ない問題を改善しました。
  2. 他国語ファイルの文字コードによって、Windows共有が停止する問題を改善しました。

<UNIX>

  1. SolarisクライアントからNFS接続できない問題を改善しました。

(1.1A→1.1B)

<全般>

  1. 日付時刻設定にNTPサーバー参照のオプションを追加しました。
  2. ユーザー名/グループ名の命名ルールを以下のように変更しました。
    ・1文字目に、' ','-','+' を使用することはできません。
    ・ユーザー名/グループ名には、':', ',', '@', '"', '\', and '/' の文字コードを含めることはできません。

<Macintosh>

  1. AFP 3.1に対応しました。
  2. ファイル名/フォルダー名に使用される文字の取り扱いを改善しました。
  3. ログイン時の認証をPDCより取得するオプションが追加されました。
  4. 共有フォルダーのデスクトップ情報(アイコンの位置など)が失われる不具合を解消しました。

<UNIX>

  1. NIS認証において Shadow passwordに対応しました。

ご注意

このファームウェアアップデート(以下本アップデートという)は、当社製ファームウェアの最新版の提供を目的に配布されるものです。ご使用にあたっては、あらかじめ下記の「使用許諾契約書」をお読みください。ファームウェアアップデートをダウンロードされることで、お客様は本使用許諾契約書にご同意いただいたものとします。

ソフトウェア使用許諾契約書

  1. 著作権
    本アップデートには、全てヤノ電器株式会社(以下当社という)とその関連会社が著作権を保有しているプログラムが含まれています。当社がお客様に許諾するのは、本アップデートの「使用権」であり、著作権など無体財産権を移転するものではありません。
  2. 責任の制限
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  4. 利用条件違反
    お客様が本利用条件に違反した場合、当社はお客様に違反事実の是正をお願いすることがあります。お客様が当該通知受領日より10日以内に違反事実の是正を行わない場合には、当社はお客様に許諾している権利を停止します。この場合、当社が著作権を持つソフトウェアを返却もしくは破棄していただきます。
  5. 協議および紛争の解決
    上記に取り決めのない事項および、本利用条件の解釈に疑義の生じた場合には当社は誠意をもって協議しこれを解決します。この協議によっても解消しない紛争に関しては、神戸地方裁判所を当社およびお客様双方が合意する管轄裁判所とします。

ダウンロード

本アップデータをダウンロードされることで、お客さまは本使用許諾契約書にご同意いただいたものとします。また、注意事項等を記載した書類が添付してある場合は、必ずご確認ください。

N-RAIDシリーズ用 ファームウェア・アップデート 1.1H > Download(約14.9MB)

N-RAIDシリーズ用 新マニュアルPDFデータ > Download(約2.1MB)
※上記ファームウェアに対応した最新のマニュアルのPDFデータです。

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