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Trusty Rack シリーズ 開発者の声

Trusty Rackシリーズ開発者の声

Trsuty Rack 開発のきっかけ

ラックマウント型のサーバはサーバ室に置くという前提で、ラックも大型のものが多かったのですが、オフィスによってはサーバ室を持っていなかったり、サーバ室に置くほど多くの製品を所有していない場合があります。
そういった背景から、オフィスに置ける小型ラック「Trsuty Rack」を開発しました。

Trusty Rack 生産現場の声

Trusty Rackの生産開始当初は海外から仕入れた部材にキズやネジの締まりが悪い箇所、仕様違いの部材が送られてきたりと、品質面で非常に苦労しました。不良部材が送られてくる度に、仕入れ先に連絡をし改善してもらうという事を何度も繰り返し、品質面の問題をクリアしてきました。海外から仕入れて生産する事の難しさを痛感させられた出来事です。

Trsuty Rackの生産においては、外装だけではなく内装もいかにキレイに見せるかという事にこだわってきました。配線も販売当初は裸の状態でしたが、生産者で意見を出し合い生産側から開発に改善を要求し、ガラスチューブに通すことでキレイに見せられるよう工夫をしました。

また、Trsuty Rackに関しては不良数が非常に少ないという事を強みにしています。基板不良だけでも、これまで1000台以上の出荷した中で1%未満だと思います。理由は、仕入れ先より入荷した基板を当社でも基板単体での検査を行い、検査合格した基板のみ使用しているからです。
「ヤノ電器のラックは不良が少ない」という事は、生産者として自信を持って言える事です。

高い静音性と優れた冷却機構

サーバ製品は基本的にうるさいものです。Trusty Rackは、オフィスの机の横や部屋の隅に置く事を想定していますので、静音性というのは重要なポイントとなります。
静音性を保つ為に、静音材の使用やファンにダクトを付ける、パネルを付けるなどの工夫をしました。 また、ファンコントローラにより温度を監視し、ファンの回転数を制御することにで静音性と必要な冷却能力を確保しました。

ホコリ対策として取り付けたフィルタ

ラックに搭載した機器にゴミ・埃が蓄積すると、機器に重大な影響を与える場合があります。Trusty Rackには、吸入口にフィルタをつけることで、ゴミ・埃の進入を防護しています。
フィルタの目詰まりはTrastyRackの冷却能力の低下をまねく為、定期的に清掃していただく事をお奨めします。

日本製のファンを採用

ラックの冷却能力が低下すると、搭載している機器に深刻な影響を与える可能性があります。 Trsuty Rackには、信頼性の高い国内メーカー製のファンを採用しています。

今後はカスタムモデルも展開

Trusty Rackは、用途や目的に合わせて数回のモデルチェンジを行ってきました。奥行きの長さからファンのサイズや機構、オプション品の発売など、用途や目的に合わせて進化させ、ニーズを満たすことを常に考えています。
今後は、より多くの用途や目的に柔軟に対応できるように、搭載機器の数や目的、設置場所に合わせてカスタムした製品を提案していきたいと考えています。

これからサーバラックの導入をお考えのみなさまへ

皆様の大事なデータが保存されているサーバや記憶装置の筐体は、残念ながら外部からの衝撃や圧力等に対し考慮された設計にはなっていません。さらに、データを含めた装置自体の盗難等に対しても、簡易な対策しか取られていません。
Trsuty Rackは、これらの事項について大きな効果を持っています。
皆さんの一番重要なデータを安全に保管するために、Trusty Rackの使用をお薦めします。

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